なやめるビジネスマンっぽいことを書いてみる

労働の対価としてお金をいただいているわけで、お金をいただいている以上は好きなことばっかりやっているわけにはいきません。極論ですが、イヤなこともやるからその代わりにサラリーを得ているという側面はあると思います。というかほぼそれです。そのように思っているからでしょうか、昔から『自己実現』とか『自分探し』を仕事と絡める論調が好きではありません。『仕事探しは自分探し』なんて言われましたが、全く響きませんでした。
今も昔も『仕事はイヤなもの。でもお金稼がないといけないから仕方なくやってる』のは間違い無くて、もし楽しめることがあればこの上なくラッキーだと感じます。でもそんなラッキーが長期間続いたことはないので、やはり『楽しい仕事』はファンタジーの世界にしかないのかもしれません。このあたり、ビジネス書とかマネジメント論とかで謳われている概念と、どうしても相入れることができません。むむむ…。時代遅れ…か?
ただ、『イヤだけどお金のために働いている』のと『自分の知見を増やすために日々アンテナ張ってる』のと『置かれた環境に対して文句を言う』ことは、それぞれ全く独立して成り立つと思っていまして、これはわかっていただける人とそうでない人が別れます。
このへんのニュアンスを言葉や態度で表現して自分という人間を理解してもらうことが、自分にできる所謂『教育』というものかしら。