『ジャーナル』アプリに可能性を感じないではない

いつの間にかiPhoneに入っていました。
存在は知っていましたが、あえてタップはしていませんでした。そんなアプリがいくつかあります。ふとした瞬間に起動した結果、思いがけない収穫につながることは結構あります。
調べると、つい最近、昨年末のiOSのアップデートで現れた模様。本当にリリースほやほやでした。
要は日記アプリなわけですが、起動するのにFaceIDが必要だったりして、どうやら他人に見せるのを前提としていないようです。SNSとは真逆をいくコンセプトであるように感じます。その方向性が気に入りました。
たとえばHatenaBlogに今書いているこの文章は不特定多数に公開されることを前提に書いています。たとえ誰も見ていなくても、意識せずにはおれないわけです。
いっぽうでジャーナルに何か書く場合は、そんな自分の外側に意識を向ける必要がありません。ではどこに意識が向くかと言うと、自分ですね。おそらくほぼ間違いなく、未来の自分以外にだれも読まないであろうことを書いていることになります。それらはHatenaBlogに書くときと内容が同じである場合も、ちがう場合もあります。何が違うかと言うとモチベーションはかなり違ってきます。端的に言うと、セルフケアしている感覚がすごく強いです。
アウトプットすることがなぜ大事かと言うと、ひとつには他人のフィードバックが得られること、さらには自分の考えを形(たとえば言語化)にすることで自分自身が整理されること、大きくはこの2点だと思いますが、後者の効果のほうが計り知れませんね。思考が整理され、目の前がクリアになる感覚です。
あと、やはり自由度が全然違いますね。意味わからないことを書いてもだれにも何も言われないのです。私の場合は、詩やショートショートを書いてみたりしていて、自分で書いておきながら結構読み応えあります。だれにも読ませないけど。
さて、『ジャーナル』は、その日に撮った写真や言った場所を教えてくれたり、徐にテーマを提案してくれたりします。日記のネタを提供してくれるわけです。使いこなせば面白いのかもしれませんが、使ったことがありません。自分の場合は日記というのはもう、自分の内面を文章に起こす作業でしかないので、文章さえ書ければ事足りるのです。ということは、『ジャーナル』アプリでなくても(それこそメモ帳とかでも)なんでも言い訳で、もっと早くからこういったツールを見つけておけばよかったなあと思いました。まあ、アップル純正のアプリだし、今後アップデートもされることを期待して、巡り合わせを大事にするのも気持ちが良いし、しばらく使い続けようかと思います。
”文章書ければそれで良い”なんて書いておきながらなんですが、イラストを書ける機能とか実装してくれないかな。ちょっと、新しいことにチャレンジしたい時期なんですよね。

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