ChatGPTなしではプログラミングもままならない、いつのまにかそんな人間になっていました。なんでも知っててほぼほぼ間違わない先生が近くに居ると思うと、これほど心強いこともないでしょう。
だいたいコーディングなんて作業は、ほとんどが機械的なものだし、デバッグなんてやってることはホントに泥臭い作業です。
ワタシの場合は、機械的で泥臭い作業は嫌いではないので、かろうじて趣味として成り立っていますが、その作業自体に改善の余地はあまりないという点で、あんまり『人間的』とは言えないと思います。クリエイティビティがらないもんね。プログラミング自体に何か意味があるわけではなく、それで何をしたいか、何を得たいかが大事だもんね。むしろそういう、『コンセプト設計』的なことに時間をかけたいわけです。
そう考えれば、ChatGPTのようなツールの登場も、時代の必然と言えるかもしれません。しかも学校の授業でプログラミングを教えようとしはじめた矢先の登場とも言えるわけで、はたしてこれはプログラミング教育必要論へのアンチテーゼとなるのではなかろうか、そのように考える今日この頃です。
世間で言われてるほど、ChatGPTのせいで失業する人は多くないと思いますが、それでも、機械的で泥臭いことを請け負って仕事としていた人たちは、必然的に強制的に自分達の生産性をあげなくてはならない局面だと思います。その結果でてくる新しい職業とかあるんじゃないかな…。そこが当面のブルーオーシャンとなるわけで、いまから虎視眈々と一攫千金を狙ってる人もいることでしょう。今くらいが一番勝負どきのような気がします。
どんな世の中になるかは結構楽しみですね。