ディープラーニングのプロジェクト見てて思うこと

ディープラーニングやってるプロジェクトを生暖かい目で眺めています。ディープラーニングとか機械学習とかを趣味で勉強している者として、果たしてそれらを仕事にしている方々は、日々どのようか業務を行っているのか、たいへん興味があります。直接聞いてみたりもしました。要約すると、
『いかに効率良く画像を学習させるかのスクリプトを考えている時間が大い。そのスクリプトが走っている間に、別のスクリプト走らせた結果を評価している。この評価は正しく分類できているかの確認がメイン。機械的な作業だが自動化できないのがつらいところ。今後は、ローカライズされたシステム内で如何に上手くディープラーニングに必要な処理系を構築するかがメインとなるであろう』ということでした。『いろんな便利なスクリプトを書くスキルは身につく。ディープラーニングのスキルは身に付かない』と断言されていました。

人工知能』なんて言われて華々しく語られますが、実際やってることは泥臭く地味なことがほとんど、ということです。『人工知能』について調べて実践少しでもやってみると簡単に想像できることではあります。

技術のトレンドは追いかけておくべきと思うものの、自分の仕事に取り入れたいかというとちょっと尻込みしてしまう、というのは本件に限らず多くあったなあと思ってちょっとモチベーション下がった日でした。