休日出勤

『休日出勤はイヤだけど、いざ出社してみたら案の定だけどホントに誰もいなくて、1人でパソコンに向かって仕事するんだけど、周りが静かだともうやることすべて捗る捗る。考えてみたら、平日の仕事は、自分のやりたいことをやると言うよりは周りの人達に尽くすという感じなのかな。それはそれでやりがいあるし充実してるし評価もされやすいけど、でもそれで得られる評価って当たり前だけど周りの評価なんだよね。人間関係の中でうまくバランスを取ったことに対して「いいね」をもらってるわけだ。でも、じゃあそれを自分自身が評価できるだろうか。空気を読んで忖度してる自分に「いいね」できるか? いや、できないね。もちろん、サラリーを貰ってるというのはそういうことだっていうのも分かってるよ。そもそも仕事って楽しくないものだからね。楽しいことを仕事にできる人なんてほんのひと握りだし。楽しくないこと、イヤなことをやるから、その対価として他人に「いいね」もらってサラリー貰ってるんだもんね。だから、平日に周りに尽くしている自分のこともそんなに嫌いではないですよ。むしろ色々分かった上で、理解して振る舞ってますよ。でもね、たまに休日出勤して人の少ないオフィスで仕事すると思うんです。ああ、やりたい事を仕事にするって、ひょっとしてこういう感覚なのかな、と。人との関わりを最小限にできたらなんて幸せなんだろうって。こんな気分が味わえるのなら、GW中の休日出勤もバカにできないなって。むしろ休日出勤した価値あったってもんだね。元は取れたよ』

このように思い込む事で、今日という日をなんとか乗り切ろうと思います。