ブログのPV数なんて気になんないぜ、なんて言いながらも人に見られる前提の文章を書いているわけです。本当に気にならなければ、完全オフラインで書けばいいのですが、それでは継続できないのは目に見えています。誰かに読まれている(かもしれない可能性がある)という気持ちが、ヤル気をブーストさせているということになります。誰かに読まれていることのエビデンスはPV数なわけで、PV数を意識していないというのは厳密にはウソです。
仕事なんかも、あんまり目立ちたくないと思いながら、やっぱりある程度は見られたい、評価されたい欲求があるのです。承認欲求というヤツです。新人の頃よりは少なくなったような気もしますが、ゼロにはならないだろうなあと思います。アピールするための作業や、もっとあからさまに好かれるための忖度とか、やっちゃう時もありますね。イヤイヤやってるフリはしてますが、本当にイヤならやらないという選択肢もあるわけです。でもやってるということは、自分からその選択肢を選んでいるということです。
自分の好きなことだけやってたい、他人にどう思われようと関係ない、なんてことをついつい言ったり書いたりすることがあります。言ってる瞬間や書いてる瞬間は、本心のつもりです。
ただ、(できるかどうかは置いておいて)本当にそうなった時のことは上手く想像できないところがあります。
むしろ、自分の思い通りにならないことや、他人の言うことに流されてしまう、ということを半分無意識で望んでいるかもしれません。いつかこの気持ちから解放されたら、どんな環境下であっても、真の意味で自由を獲得することができることでしょう。そのために何をすべきかは全く分かりませんが。いやむしろ真の意味の自由の必要性から分かりませんが。
