これからの波は

道路鉄道交通網が整い、高層ビルや巨大プラントが乱立し、白物家電は多くの家庭に行き渡り、インターネットが世界中を繋いで、携帯電話の登場で各個人が情報の発着信のハブのような存在になりました。モノがあふれ、インフラ整備も飽和し、では次に来る波は一体何でしょうか。たぶん、「ローカルなコミュニティ」で「時間と空間を消費する」ような体験を与えてくれるプラットフォームではないでしょうか。一つの大きな波ではなくて、複数の小さな波が干渉しあって大きなうねりを生む感じ。気になるワードで言うと、「コト消費」とか「里山資本主義」とかでしょうか。全然最近のワードではないので、ワタシの思っていることももう時代遅れかもしれません。
ワタシの個人的主観あふれる観測結果によりますと、TwitterはじめとするSNSはどうもワンウェイな感じが否めません。YouTubeもそう。
小さくローカルなコミュニティ内で双方向な盛り上がりを持ち、コミュニティ同士が影響しあって相乗効果で大きなかムーブメントを生む、そんなことが起こり得そうなプラットフォームって今何があるのでしょうか。何もなければそこにビジネスチャンスが隠れているような気がしないでもない。そのためのインフラは既に充分整っているものと思われます。想像ですけど。
clubhouseとか結構面白いかも、と思いましたけどあれは今どうしてるのかしら…。

今、コロナ禍でさまざま制限かかっていますが、そんな非定常な今だからこそ、人々を新しい仕組みに誘導させやすい気もします。「行動変容」を積極的に(もちろん良い方向に)利用する流れがあれば面白いのにね。