外に向かうものと内に向かうものと

ブログを書くということの動機付けとして、

  • 誰かに何かを発信したい(外向き)
  • 未来の自分にとっての財産になる(内向き)

の2つがあるとすると、ワタシとしては圧倒的に後者の意味合いが強いと思っています。
もちろん前者の要素もありますが(だから誰でも見ることができる設定にしている)、だからといって積極的にプロモーションする気もないのでたかが知れているのです。

ちょっと色々思い出したり考えたりしてみて得られた結論なのですが、この「内向き要素」と「外向き要素」のバランスについては、ブログ以外のもの、趣味とか仕事とかについてもほとんど同じでした。同じ人格だから当然と言えば当然かもしれません。今の自分の中のバランスはとても心地よいとは思っていて「変えなきゃ」みたいな想いもあんまりないつもりです。

ただし、ふと思うことがあるのは、もっと自分から今以上に積極的に発信して(外向き要素を強めにして)、周囲からのフィードバックを多く得ていった方が良いのではないか、ということです。端的に言うと、チヤホヤされたい、ということです。よくよく思い出しますと、ブログを始めた直後は、この「外向き要素」が大きかったような気もします。
個人的には、「外向き」の割合(というか欲求)が増えていくことは「老い」であると捉えているところがあります。一人で自分の中だけで完結して自己満足だけで終わるものの中にこそ、オリジナリティがある。真に価値あるものは、自分以外は不可侵である。根っこのところにはこのような考えがあるわけです。

で、さらに最近思うのは、上に書いたように優劣をつけて考えることって、なんかいろいろ勿体ないなということです。もっと言えば、他人に不可侵なものを今くらい持ったままで、もっと外向き発信要素を増やせるのかも、ということです。

なんかだんだんと抽象的な話になっていってて、特に結論なく書いているので、自分でもよくわからなくなってきました。分からないなりにこういったことを文章化する機会が増えたのは、ブログ始めて良かったことのかなり上位に入りますね。