そういえば昔日記をつけていたこともあった

ブログって要は日記でしょ、という想いはワタシの中に根強くあります。本ブログについては、他所様の真似事をしてアフィリエイトっぽいことをしたり、書評っぽいことをしたいなと思ったりもしていますが、それも込みで自分の思うことを勝手に書き綴っているつもりです。

日記という括りで言うと、昔々に書いていたことがあります。10代とか20代のときです。長続きはしませんでした。日々、夜な夜なWindowsのメモ帳で書いて、デスクトップのローカルフォルダに保存してました。この内容がもう本当にひどくて、今となってはほとんど忘れてしまいましたが、思い出せてもとてもここに書こうと言う気にはなれないものだったはずです。
まあイメージで書くと、
『…また、つまらぬものを斬ってしまった…』
とか、
『…ふう、やれやれだぜ…』
とか、
『…まったく、しょうがねぇな…』
みたいな。
それはそれは黒く暗いもので、読んだ者はとてもではないが正常を保つことはできないと一部では有名になったんですが、読むのはワタシしかいないのでワタシが正常を保てなくなるだけだったので、とあるタイミングで迷うことなくデリートしました。
今改めて振り返るに、インターネットに公開などしなくて本当に良かったなと思います。

さてこのたび、一丁ブログでも書いてみようか(≒また日記っぽいもの書いてみようか)と思ったとき、そんな過去の苦い経験を繰り返さないために決めたことがあります。

それは、『ですます調』で書いてみようということです。

『〜だ』とか『〜である』で書いていくとどうしても偉そうに言い切る人になってしまうのですよね。あと無駄に体言止めが多くなります。そのような状態が続くといずれ自分を見失い、溢れんばかりの欲望に身を沈め、ダークサイドに落ちてしまうことは免れないでしょう。
そもそもパブリックな場所で日記を書こうとしている時点で、過去に生み出してきたどんな文章よりも読み手を意識せざるを得ないのです。そんな状態でダークサイドに落ちてしまったら、今度こそ立ち直れまい、と思いました。

その点、『ですます調』で書くとなぜか心穏やかになり、自ずと読み手を意識して文章を考えるようになります。そんな気がしているだけかもしれませんが、今のところはこの方針は成功だったなと思っています。