流行りであってもなくても、新しいものには手をだしていきたい

趣味の話です。プログラミングとか工作とか楽器演奏とか、アウトプット系の趣味の話です。

手法を学び終え、テキストの練習問題も一通り終わった後の話。工作だったら、キットであればそれなりに満足いく作品が作れるようになった後の話。
趣味人が次に進む道として、世の中にない、オンリーワンの何かを作りたいと思う人がまずいます。どれだけニッチでも良いから、世の中にないものを作りたいという人です。
他方、世の中にすでにあるものを自分なりにトレースしたいと思う人もいます。ワタクシはこちら側の人間です。
ワタシ個人の感覚ですが、自分が手を出すかどうかの判断材料をとしては、『世の中にとって新しいかどうか』なんて考えたことなくて、『自分にとって新しいかどうか』が全てです。
後者の方が圧倒的に選択肢が多く、豊かな趣味ライフを送れると自負しています。ただ、ワタシの周囲を見ますと結構前者的な考えの人も多くてビックリします。
『オリジナリティ』というものに重きを置いている人たちって結構いらっしゃいます。分からないではないですが、『意識高いなあ。自分にはできないなあ』とどうしても思ってしまうところです。

世の中に既にあるものを自分なりに作るって、作り始める前から出来上がりの形を容易に想像できるし、先人が舗装してくれた道を歩むようなものなので迷っても確実に答えがある事は分かっているし、完成したものはせいぜい劣化コピーだったりで、他人に価値を提供できるような行為ではないかもしれません。(趣味にそんな価値を求めるのもレアでしょうけど)
しかし何が魅力あるかって、世の中にあるものの仕組みのさらに裏側がわかったような気になれること、それから、先人の偉業をトレースして先人と肩を並べたような錯覚を得ることができるということです。要は、ワタシのような凡人は、実際に手足を動かして体験しないと、そのものの真の凄さは分からないということです。

昨日今日と結構いろんな方のブログとかTwitterとかを読み漁ってるんですけど、最近OSの自作が流行ってるのでしょうか。なんかみんな作ってますね。OSとかコンパイラとかって、定期的に自作ブームがきている気がします。
やってみたいですね。めちゃくちゃ勉強になる上にすごく面白そうです。ちょっとひっそりトライしてみようかしら…。