体調不良になりにくい世の中

少し暖かくなったなと思った翌日は厚手のコートが必須なくらい寒かったりして、スッキリとはしない、着る物にも困る時期ですね。三寒四温とは言い得て妙。本日も朝晩はなかなかの肌寒さでした。

今年の冬は今のところ大きく体調を崩すことなく過ごすことができています。マスクと手指消毒の効果かどうかは分かりませんが、全国的にインフルエンザの罹患者が少ないとの話もあるくらいですから、何かしら影響はあるのでしょうか。

今どきは、自分が元気でも家族に体調不良者がいると、学校や仕事を休まねばなりません。家族に1人でも体調不良者がいると、家族丸ごとお休みとなるわけです。また、学校や職場で体調不良者がでると、誰に何を言われるわけでもないとは言え、なかなかに気を使ってしまいますね。気を使うくらいならいっそのこと休め、というコミュニティもありそうです。
このように、1人の人の体調不良の波及範囲が、昨年までよりも格段に広くなりました。本人のメンタルへの影響も込みで。
もちろん、体調は良いに越したことはないのは昔も今も変わりませんが、体調不良になりたくないという気持ちは昨年よりもずいぶん強くなっています。自分の欲求としてという部分もありますが、それに加えて他人への気づかいのためという部分も大きくなりました。どうやら全国的に昨年までよりも体調不良者が少ないようだ、と感じることもプレッシャーの一つになっているかもしれません。
人によっては、仮病も使い難くなったのではないでしょうか? (想像です)

社会全体としては良い方向にシフトしているように見えます。というか実際そうだと思います。が、個人としては生き難くなった部分も大きいと言えるのではないかと感じますね。大きな声で堂々と言えるような内容ではないですが…。