当たり前のように写真を撮るということ

携帯電話でパシャパシャ写真を撮り出したのはこの20年くらいだと思いますが、20年前のワタシといえば、何もないのにパシャパシャ撮るのに慣れなくて、そして20年経った今も慣れていません。当然流行りに聡い人達はここぞとばかりにポーズを決めていましたが、自然とそんなことできる人たちを羨ましく思ったものです。

未だに、写真を撮るときは「写真を撮るぞ!」と思う必要があるので、なかなか写真撮影というものが日常に溶け込んできません。スマホについてるカメラ、遊ばせておくには勿体ないスペックですね。
一眼レフとかフィルムカメラなんかを持って本気モードで撮るのは好きなんですが、それとはまた別の写真の楽しみ方も開拓していきたいと思うところです。

そしてですね、すごいと思うのはやはり子供たちです。やつら、デジタルネイティブというだけのことはあります。産まれた瞬間からカメラを向けられますから、写真に撮られ慣れているのですね。
こっちにその気がなくてもスマホが向けられると、一時停止状態になり自然な笑顔でこちらを向いてくれます。ワタシはそんな態度を見て慌ててカメラアプリを立ち上げる始末。流石に写真撮影が日常に溶け込みすぎではないだろうか、変な人について行くなよ、と思わなくもないのですが、どうやら皆さんそのようで、ワタシも人の親として意識の変革を求められているところで御座います。

このブログにも、センスよろしい写真をペタペタ貼り付ける日が、近いうちにくることを祈りまして。