携帯電話の新料金プランについて思うところ

携帯電話の新料金、大手3社のものが出揃ってますね。そこかしこに書かれていますが、蓋を開けてみれば、細かい特徴は各々あるものの3社横並びの20GBで2980円ということ。そしてキャリアメールなし、通話は一回5分まで、手続きはネットオンリーですって。
「結局横並びかよ」という批判はあるものの、思った以上に安くなってビックリという気持ちが大きいです。

  • オンライン特化とはいえ、これが出来るのなら今までの価格は何だったのか?
  • 情報格差で損する人が出てくるのでは?
  • 格安スマホとの棲み分けはかろうじて(≒半ば強引に?)成されている…のか?
  • ただ格安スマホは確実に『格安』ではなくなりそう
  • 結局大手が生き残りやすくなってない?
    なんか相変わらず構造歪だなあ
  • ていうかそもそも、国がそんな積極的に民間通信企業の料金設定に口出して良いのか?
    しかも長期的な話ではなくて超短期的な話じゃん

などなど、詳しい人ならこれだけでいくらでもコラム書けるのでは無いだろうか、というくらいいろいろ思うことがございますね。
ワタシは詳しい人では無いので疑問に思うだけで特に深堀するつもりはない(というか出来ない)のですが、格安スマホメーカーがどの程度生き残れるのかは気になります。なんやかんやつよつよだった大手3社の料金を引き下げて業界の競争を活発化させた、と見せかけて、大手3社以外の弱いメーカーが淘汰されるのを促した、とも見えてしまうからです。ホントのところが、わかるのは数年後でしょうか。
しかし、これを時の政権がグイグイ介入してやってるところにもまた、歪な構造が見える気がしますね。
まあ、個人的には月々の通信費を抑えられそうで喜ばしいことではありますが…。