「画像処理」と聞いて思い出すこと

大学生の時に必修講義でC言語の基礎を習いました。その後の選択講義でもC言語の応用(動的メモリ管理とか構造体とか)を習い、そのころから独学でも本を読みながらいろいろ試してました。
一通り習ったところで何をしたかというと、

  • bmp画像のフォーマットを学ぶ
  • bmp画像の読み込み、書き出しを実装する
  • たたみ込み演算いろいろやって遊ぶ
  • ハフ変換を実装してみる
  • bmp→jpgの変換ソフトを実装してみる

など。もうちょっといろいろやった様な気もするけど、忘れてしまった。後ろの二つは、サラッと実装しちゃう人はたくさんいるのでしょうが、個人的には今も昔も正気の沙汰とは思えないくらいハードル高そうです。
別に、わざわざCでコード書かなくても、ツールとしてはいくらでも利用できるものがあります。しかし、コードを書いてコンパイルしてエラー出してウンウン悩んで解決してメチャ時間かけた割には大したことないやん、という経験はプライスレス。完成してもなんの役にも立たないものばかり作ってましたが、満足度は高かったです。
離散コサイン変換とかハフマン符号化とかハフ変換とか、アルゴリズムを調べて実装するのはとても面白いのですが、ファイルフォーマットを調べて読み書きするのがたいへんメンドかった記憶があります。かなりの時間を投資したのですが、今思えばよっぽどヒマだったんだろうな。
それらの経験はその後のお仕事にはほとんど生かされていないのですが、単純に楽しかったので全く後悔はありません。

………という自分語りは、もう完全に100%自慢以外の何者でもありません。上の文章も自然とすごいドヤ顔になりながら書きました。
しかし残念ながら、このテの話は自慢げに他者に語っても全く受けません。「え?なにそれ何が楽しいの?」て感じの反応しか得られません。こっちはすごい自慢したいのに完全な一人相撲。むしろウザがられる始末。手応えの無さに呆然とするくらいです。

まあね、成果物自体は完全な劣化コピーですからね。結果とプロセスのどちらを重視するかというと、他人のことを評価するときは「結果」、自分のことを評価するときは「プロセス」、となりがちです。

最近、pythonOpenCV使って遊んでますが、凄いね。お噂はかねがね聞いていましたが、画像処理関係はなんでもできそう。ついつい学生のときに画像処理勉強してた時のことを懐かしんでしまいました。
時間が有り余ってる学生の時にpythonOpenCVとnumpyがあったら、また趣の違った自慢ができる様になっていて、今よりももっとウザがられていることでしょう。

まあでもきっと、ブログでも、ドヤ顔しながら書いて読んだ人にウザがられるくらいのものでないと大成しないのでしょう。と信じてブログ運営がんばろう。