古いものを見たときに考えること2

先日、とある史跡に行ってきました。基本屋外ですから季節的には結構厳しいのですが、感染症リスクの極力少ないところということで、いくことが決まった場所です。
ワタシはその史跡の歴史的な物語を知らなかったので、たぶん、十分楽しめていないものと思います。
そこは、最近何回目かの修復が終わったところらしく、質感も昔のものという感じは受けませんでした。それも、なんか興醒めでした。

では何の感動もなかったかというとそんなことはなくて、見た瞬間思ったことを言葉にすると「うわ…すご…でっか…」という感じ。
ただその大きさに圧倒されました。

やっぱりこう、見た目の大きさに限らず、初見のインパクトは大事です。ただ「でかい」というだけで自信を持って「いやあ、やっぱり歴史的なものだけあって感動したわー。何も知らんかったけど訴えかけてくるモノあったわー。なんも知らんけどなんか感じちゃったわー」と言えます。

"日々感動するために生きている"部分と、"知ったかドヤ顔するために生きている"部分があるわけですが、後者だけで満足していては本当の感動には出会えないぞ、と自省しよう。