今年もNHKドラマ『岸辺露伴は動かない』が放送されるとのこと。しかも新作。これでなんとか、今年あと1ヶ月弱を乗り切れそうな気がしてきました。

不思議な設定をフックにしてグイグイ物語に没頭させて、最後までいっても充分説明せず、不思議は不思議のままで終わる、といった物語が好きです。なんていうか、ほら、イケメンというか雰囲気イケメン、みたいな感じ?
全てに決着がついて終わる爽快感ももちろん好きですが、意味がわからないまま置いてけぼりをくらうというのも乙なものだと思います。

最近、芥川龍之介を読んでいます。国語の教科書に載っていたのを覚えていますが、それだけで芥川龍之介の印象が決まってしまうのは勿体ないですね。学校の授業ではその良さを伝えるのは難しいのではないかと思います。(ワタシが真面目に授業に向き合っていなかっただけかもしれない。自覚あり)
全くの主観ですが、晩年の作品の方が傑作が多いと思います。