文章力、構成力がほしひ

昨日の『職業エンジニア』に関するつまらない記事を書いているとき、『魅惑の似非科学』という素晴らしいWebサイトを思い出しました。結構有名だと思うのですが、なにぶん、頻繁に更新されていたのはずいぶん昔(20年前くらい)のことなので、もう知ってる人の方が少ないかしら。残念ながら現在サイトはなくなっているようです。おお、何という事だ、人類の財産が…。

日常のいろんな事柄に対して、無理矢理にでも科学的アプローチで迫ってみる、という内容でした。「似非」と入っているのでトンデモかと思わせますがそれはフェイクで、内容はガチガチの科学でした。滅茶苦茶面白かったです。書籍もあるようなので気になる方は是非読みましょう。とはいえ新品ではもう買えないのか。

さて。 『魅惑の似非科学』のような真似はワタシにはとても出来ません。すごい憧れますが。
ただ、やはり個人的な嗜好として、日常のちょっとした「あれ?」という思いや「フフ…」てなった事を無駄に深く掘り下げて、無駄に一般論にまで昇華させる、もしくは別の事例に結びつける、みたいな記事を生み出したいわけです。そういう、路傍の石が見方によっては人生の教訓、みたいな話が大好きです。そこにあるロジックが少々強引であっても楽しく読める人です。

で、今日もさてブログ何書こうかなと思って考えてやっと思いついたのが、以下のような内容です。

pythonはじめイマドキのプログラミングは、ベースとなる様々なパッケージの組み合わせでやりたい事ほぼすべて出来てしまう。しかも無料で。便利な世の中になったものだ』そして『資本主義の発展と自由主義の推進により人口は爆発的に増え、地球上における人類のプレゼンスが確固たるものになった。世の中は加速度的に便利になり、大量生産大量消費が当たり前になった』という話を語ったうえで、『しかし人類の発展は同時に、さまざまな脅威そして弱点も生み出した。それは、たとえば此度の感染症のように』からの『では発展したプログラミング世界における脅威および弱点とは。そしてプログラミング世界におけるソーシャルディスタンスとは一体何であろうか』という教訓っぽいもの。

頑張って書いていたんですが、よしと思って読み返しますと、もう本当にびっくりするくらい面白くない内容になってしまっていたので、諦めて消しました。
ここにその旨書いて、その記事の供養とすることで本日の更新としたいと思います。 『魅惑の似非科学』を思い出したがために過剰に意識してしまい、失敗した感が否めません。
ああ、文章力と構成力が欲しい…。